古代美術 2

写実をこえた生命力が発散しているのです。


それは個でなくて人間存在の主張ではないでしょうか。


抽象化にもかかわらず、いや普遍化された人間そのものの生命の表現です。


「ティリンスの官女」と同じ頭部の三断片も同型であり、また共通する生命力を表明しているのは、このためです。


ミケネ画家の究極はここにあるのではないでしょうか。


しかしこのティリンスの女たちは偶然の作かもしれません。


ミケネの金工品は主に容器と武器です。


そしてミケネの竪穴墓からの出土品が中心になります。


この初期にたいして盛期のものは掠奪にあったのか、残る品は少なく、伝わる作品も竪穴墓の出土品とくらべて進歩の跡はすくないものです。


この前16世紀に突然に高度な貴金属製品が現われたことは、クレタ文化との接触を考えなければ、一つの謎です。


貴金属のなかでも黄金が多くて、ホメロスが「黄金に富むミケネ」と歌ったことが実証されました。


これまでに美術的容器としてはクレタの旧宮殿時代は陶器、新宮殿時代は浮彫金箔張りの石製でしたが、ミケネ時代には銀ことに金器が使われます。


・・・ことに杯の類が多いです。

古代美術

ピュロス壁画には戦いの場面があって、突撃や倒れる姿があっても、動きがぎこちないものです。


なお、このことについては陶器の装飾の場合にのべましょう。


抽象や安定はミケネ画家のクレタ模倣の限界をしめし、また彼らの消しがたい性向ではありました。


そして自然主義に徹しきれぬとき、生命の表現はできないでしょうか。


自然主義の立揚からいえば衰退であるけれども、別な生命表現を果していないでしょうか。


もう一度「ティリンスの官女」をみます。


そこには何か迫るものがあります。


「パリの女」の魅惑はありませんが、荘厳さがあります。


そこには瞬間瞬間の濃刺さではなくて変らぬ活力が放射されています。


眼は大きくはありませんが前方を強く凝視し、それに対応する長く鋭い眉がはりつめています。


逞しい鼻の下の口も顎もしまっています。


・・・これは女性的とも男性的ともいえません。

中身は同じで価格は数倍? 2

NACSではこのうち15種類のキトサンについて、表示またはメーカー聴取によるキトサン量から1キログラム当たりのキトサン価格を算出した結果、原料メーカーから聴取したキトサン卸売り価格の約3倍から46倍になっていました。


まさに「健康食品なら、高額でも購入してくれる」という企業側の思惑に、消費者が乗ってしまっているのが現状です。


では何を基準に「健康食品」を購入すればいいのでしょうか。


最低限キトサンを摂取したいと思ったら、殻ごと食べられる小さなカニやエビ、キノコ類などを摂るといいでしょう。


健康食品には「○○加工食品」と「○○含有食品」があり、「○○加工食品のほうが○○の含有量も多く効率よく摂取でき、○○以外の原価構成比が低くなっているので価格的にも得だ」ということを、図書館やインターネットなどで調べておく必要があります。


また、「健康食品」として宣伝されているものに含まれている成分には、注射しないと効果がないものや、効果の有無について議論が続いているものがあります。


高いお金を払うこともあるのだから、十全な調査や勉強が必要でしょう。


そんなことは面倒だと、たとえば、「○○が高血圧の人にいい」と聞いて、何の知識もないままに販売店に買いに行くのはメーカーの思うつぼ。


店員の勧められるままに高額な商品を買わされることになります。


他人からの受け売りは禁物

健康に不安を感じている人の中には、病院に行かずに「健康食品だけを摂取していれば、健康になれる」と信じている人がいます。


しかも、その健康食品に関する情報は、えてして「あの健康食品は体にいい」といった、根拠のない他人からの受け売りの場合が多いのです。


そんな人に限って、「健康食品」というだけで過信して摂取を続け、挙げ句の果てに体調を崩すケースが多いのです。


健康になるために、高いお金を出して買った健康食品で体調を崩していたのでは、笑い話にもなりません。


実際に国民生活センターや消費生活センターには「Aという健康食品をすすめられ契約したが、飲み続けていたら下痢をした」


「同種類の健康食品で高価格なものと低価格のものがあるが、どのような違いがあるのか」


・・・などの苦情や相談が寄せられています。

労働の変化

労働の機械化は、現実に昇進のためのポストの数が急激にへるものです。


それだけではありません。


ミドルの管理職の地位そのものが、いちじるしく格下げされるのです。


プレーイング・マネージャーなどと恰好いい言葉をかぶせられて、現実にやっていることといえば、係のメンバーと一緒に袋をはこんだり、一緒にテープをチェックしたり、データエラーをチヱックしたりしながら、要するに働きぶりを監督します。


それも単純労働の監督だから、まことに現場監督的です。


もちろん片方での格下げに対応して他方では新しく責任を要する仕事は生まれてきているのですが、そこは技術的老人問題のために、若い年功のない人々にゆだねざるをえません。


・・・こうして、これまでの年功型昇進構造の基盤は、徐々にくずれてきています。


最近になって企業内部でやかましく言われるようになった、実力主義、年功制の打破、課制の廃止、OpenSSO的プロジェクト・チーム制の推進等は、表面どのように立派な理屈がくっついていても、内実は、このような客観的変化へのなしくずしの対応とみるべきでしょう。


現実に昇進すべきポストの数はへりつつあるのです。


どのように実力をみがいても、学習にはげんでもその事実は変わりません。


・・・・私には何となく、企業は何十年かのジグザグのあげく、結局は年功的な昇進の秩序へ復帰するのではないかという予感もあります。

中身は同じで価格は数倍?

「健康食品」に対する認識として、もう1つ気になるのがその価格です。


「健康食品」を購入している人にとって「健康はお金には換えがたい」とか、「同じ効能があっても、高いほうが利くのでは?」と思っている人が多いですね。


たとえば、悪玉コレステロールや食塩中の塩素を体外に排出し、高血圧、動脈硬化を予防すると言われている「キチン・キトサン」。


その原料になっているのはカニやエビの殻などです。


「キチン・キトサン」は医薬品ではなく、特定保健用食品や健康食品として販売されています。


JHFAでは、「キトサン加工食品」はキトサンを50%以上含んでいるもの、「キトサン含有食品」はキトサンを10%以上50%未満含んでいる「健康食品」は意外に少ないもの、という基準を設け、区別しています。


NACS東日本支部食部会が市場調査した結果によれば、キトサン1ビン当たりの価格は1600円から2万8000円まであり、中には12万8000円というものまでありました。


こんな価格差がありながら、成分的な差は余り見当たりません。

健康を意識したお菓子 3


自分が摂取している「健康食品」がどの分類に属し、自分の体にとつて本当に必要なものかどうかを理解している人がどれだけいるでしょうか。


「健康食品」という以上は、「特定保健用食品」のように病気の予防や体調を整えるなどの、特定の効果が期待できる食品とばかり思っていましたが、じつは、このような「健康食品」はごく一部だということになります。


ですから「健康食品」のホームページを見ても「ダイエット」「美容」「滋養強壮」といったうたい文句しか並ばないのです。


つまり、本当に病気の予防や体調を整えることを目的に「健康食品」の摂取を考えるなら、その効用を表現できないようなものは、避けるべきなのではないでしょうか。


ましてや「健康指向一般食品」にいたっては嗜好食品。


健康を意識した人向けのバランス栄養食品やカルシウムウエハースなどCMなどで盛んに宣伝されていますが、ほかのお菓子よりは健康を意識した食品にすぎないのです。


気休めとして少量摂取する分には問題ないでしょう。


しかし、それを主体として栄養を補給していたとしたら、糖分や脂肪分の多さからアンバランスな栄養補給になってしまうのは明らかです。

健康を意識したお菓子 2

「2 いわゆる健康食品」は、一般の食品より健康に良い効果があるとうたわれている食品で、財団法人日本健康・栄養食品協会(JHFA)が認定したもの。


品別規格基準が43品目に設定されています。


ただし、法的な定義はなく、医療品的な効能や効果を表現することは認められていません。


また、全国の健康食品業者には協会非加盟店も多く、非加盟店の扱う商品には認定マーク表示のないものが多いのが現状です。


「いわゆる健康食品」には健康に良いものもありますが、健康被害が問題になった例(クロレラ、ゲルマニウムなど)が、国民生活センターに数多く登録されているのも事実です。


「3 健康指向一般食品」は、1、2以外の食品で、カルシウムや食物繊維、β-カロチンなどの強化や、脂肪・塩分・糖類などの低減をアピールした食品。


部分的な栄養成分の強化・低減をアピールしていますが、法的根拠を持たない嗜好食品です。


つまり健康を意識したお菓子ということになります。


一口に「健康食品」といっても、こんな分類がなされているのです。

リサイクルと福祉の関係

東村山市では今日、市内全域でリサイクルトナー、びん・缶の分別収集を行っています。


これらのびん・缶を一定の種類別に選別回収するために、リサイクルセンターを設けることになりました。


センターの運営にあたっては市としては、福祉団体の協力を求めることと、選別作業も障害者に委ねることを早くから決めていましたが、具体的な仕組みを検討してもらうために委員会を設置。


大部分の委員を障害者団体から選ぶことになりました。


選別作業への障害者の参加が成功するためには、市のリサイクル活動の理念と目的、選別作業所の設計と運営、選別作業の仕組み、あるいは障害者の作業の内容や条件なとをめぐって、事前に障害者団体の声を充分に聞くことが不可欠の条件といっていいでしょう。


そうでないと、選別作業を障害者に押し付けることになったり、作業所のレイアウトや設備一つにしても障害者にとって使いづらいものになってしまったり、あるいはリサイクル事業になぜ障害者の参加を求めるのかという理由に欠ける恐れがあります。


この点、東村山市の場合には前述の委員会を通じて障害者団体の"事前参加"に努力したのは高く評価されるでしょう。


加えて、東村山市において特筆されてよいことは、"リサイクルと福祉の結合"を目指す仕組みにおいては、ある特定の種類の障害を持つ人に限定することなく、できるだけ障害の違いを超えた形で障害者がリサイクルセンターに集い、協働するのを追い求めていることです。


このような考え方が反映して、当委員会には肢体不自由者、精神薄弱者、および精神障害者の団体が含まれています。

健康を意識したお菓子

「1 特定保健用食品」とは、病気の予防や体調を整えるなど、特定の保健効用が期待できる食品で、その効果を指定された範囲内で表示できることを厚生大臣から許可されたもの。


その許可条件は5項目あります。


1.健康の維持増進に寄与できるもの


2.成分は医学、栄養学的に効能の根拠がはっきりしているもの


3.食経験などから安全なもの


4.日常的に食べられているもので、錠剤やカプセル型ではなく、通常の形態をしたもの


5.成分の物理的、科学的な試験方法がはっきりしているもの


・・・以上の許可条件に該当する食品は、1997年の時点で76食品となっています。